予防処置について
生涯ご自身の歯で楽しく
健康に過ごせるように
ご自分の歯でなんでも美味しく食べられることは、健康で楽しい人生に繋がりますが、長寿国日本で生涯これを続けている人は意外と少ないのが現状です。
むし歯になってから何年ぶりかで歯科医院にかかる、といった人が多いのが日本の現状と言えます。
むし歯や歯周病は日頃から予防意識を持つことが大切です。当院は「予防処置」に積極的に取り組んでおります。
- むし歯や歯周病を未然に防げる
- リフレッシュでき爽快感が得られる
- 治療費が軽減できる
- 口臭が予防できる
- 治療期間や回数を短縮できる
- 糖尿病が予防できる
- 健康な歯を末永く残せる など
当院の予防処置
先進的な予防プログラム
(GBT)の実践
先進的な予防プログラム(GBT)とは、歯科先進国のスウェーデンで生まれた、従来の方法より効果的でより優しいむし歯・歯周病予防のためのプログラムです。
スイス製の先端機器「エアフロ－プロフィラキシスマスター」を使用し、バイオフィルムやステイン、歯石の除去を行います。
特殊なパウダーを使用しますので、歯や歯肉へのダメージは無く、痛みもほとんどありません。
歯科衛生士担当制（ご希望の方）
患者様それぞれに専用の担当衛生士がつき、継続的な経過観察やその時々に合わせた適切なアドバイスを可能にしています。
担当制にすることでより細かい口腔管理ができるようになります。
予防方法
健康な状態を保つためには、
歯科医院で行う
プロフェッショナルケアと
ご自宅でのセルフケアの両方を
しっかりと行うことが大切です。
プロフェッショナルケア
セルフケア
歯垢が石灰化し歯石になってしまうと、普段の歯みがきでは落とすことができませんので、スケーラーという専用の器具で除去していきます。歯石を溜めずに定期的に除去することが重要です。
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、ブラッシングでは落とせない歯の汚れや歯垢、バイオフィルムなどを専用の機器で徹底的に取り除いていく、歯科衛生士によるプロの清掃テクニックです。
お口の中は個人差があるため、磨き残しがないよう一人ひとりに合わせたブラッシング方法をご指導いたします。また歯ブラシや歯磨き剤の選び方、ブラッシングでは取り除ききれない部分に使用する歯間ブラシやデンタルフロスなどもご紹介しております。
ブラッシング指導で教わった正しい歯みがきの方法で毎日しっかりと磨くようにしましょう。毛先が開いてしまった歯ブラシでは汚れを落とすことができませんので、1ヶ月に1回を目安に交換するようにしましょう。
当院では電動歯ブラシを推奨しています。
歯みがきだけでは、歯と歯の間に残った汚れなどを落としきることはできませんので、歯間ブラシやデンタルフロスなどを活用し、歯と歯の間の汚れも徹底的に落とすようにしましょう。
良く噛んで食べる、甘い物を食べ過ぎない、ダラダラと間食をしないなどを実践し、むし歯になりにくい食習慣を身につけましょう。
歯科先進国との比較
もともと歯科医院の定期検診が常識となっている欧米の先進国に比べ、日本の現状はかなり出遅れているといえます。例えば予防先進国のスウェーデンでは80歳時の自分の歯の保有数は20本ということですが、日本では6本程度となっています。
定期検診や適正なブラッシングなどは一部の人々の間では常識となりつつありますが、まだ国民的に普及しているとは言い難いのが実状です。
行うことをおすすめします
快適な食事を楽しみつつ健康な歯を1本でも多く残していくためには、日頃の適切なブラッシング、そして1年に2～3回の歯科医院での定期検診が大切です。
普段のブラッシングでは落とせない歯石や汚れを落とし、歯1本1本の状態を詳しくチェックすることで、小さな異変にも素早く気付くことができます。疾患の初期段階での治療が可能となりますので、ぜひ当院の定期検診にお越しください。